「おい、姉貴!飯だぞー」


淳平が部屋まで呼びに来て
なにも言わず素直に下に向かう


そんな私を見て

「何かあったのか…?」


いつもなら何かと突っかかってくる淳平が
心配している……と心の中で感動し

「大丈夫っ!!
お姉ちゃんはいっつも元気でーすよー!!」


淳平の首に腕を巻き付け耳元で叫び
先に鼻歌を歌いながらリビングに入った


「ったく、本当かよ」

と少し苦笑しながら璃子の後に続いた