「はぁっ……はぁ、悪い。だいぶ遅れた。」

「ちょっ……大丈夫?!」

「あっあぁ……ちょっと用事が長引いてさ」

「……花火大会行けそう…?」

「行くよ。
その為に着てくれたんだろ、浴衣。」

と笑顔で璃子の手を取り歩き出す


そして電車に乗り会場に着いた