「さて……と、
お邪魔虫はそろそろ退散することにするわ」

とリビングで麦茶を飲んでいると
時計を見て恭子が言う


「えっ?もう……?」

「こんな可愛い璃子を三浦くんに
簡単に引き渡せる自信ないから~」

「……恭子に言われたくないです。
あのさ、今日は本当にありがとね?」

「……ううん。あのさ、璃子。
気になることがあったら確かめるのが1番だからねっ」


恭子何か気づいてたんだ……

そして璃子が「うんっ」と返事をすると
恭子は頷き、帰っていった