「えぇー、1人ー? うん。はい、わかった。じゃあねー」 電話を切ると三浦南朋がホットココアを 璃子に差し出す 「お母さん、なんだって?」 「なんか、お母さんとお父さん電車止まっちゃって帰れないんだって。 しかも淳平は合宿……はぁ」 いつの間にか雷まで鳴っていて 璃子は憂鬱になる