三浦南朋がブレザーを脱ぎ璃子に被せ、 公園内の屋根のある所に移動する 「びっくりした~! 予報、雨じゃなかったのに」 「夏だしな。でも酷い雨だ。」 確かに地面を見ると叩き付けるような雨で ここに移動するまでで結構びしょ濡れになってしまっていた やむのを待とう、と思っていたのだが 三浦南朋が 「あれ、俺の家なんだけど」 と近くにある高層マンションを指差す 「…璃子さえ良ければうちで雨宿りする?」