「……それで真由に嫉妬してる自分が嫌になって連絡を取っていない…と?」
「……まぁ、平たく言えば…」
ふくされた顔で璃子が答え
そんな璃子を恭子は見つめる
猫のような二重の目
すっと鼻筋の通った鼻
愛らしい唇
白くて小さな顔
身長は平均的だがすらっと伸びている手足……
しかもいつも笑顔で異性にも同性にも接するので当然男子からも人気がある
そんな璃子が何で今まで彼氏がいなかったのか、と疑問に思う程だ
何で自分の魅力に気付かないかなぁ、と
だんだん悩む璃子にイライラして来たので
「……あぁ、もうっ!
とにかく今夜、三浦くんに連絡すること!
あんたの嫉妬話なんか三浦くんに関係ないんだからねっ!」