そしてこんな可愛い制服似合うのか?
と、思いながら袖を通し
近くにあった洗面台の鏡を見て
胸辺りの若干くせ毛の髪を耳の後ろ辺りでポニーテールにした
前髪も手梳でささっと直す
接客などした事がなかったので
少し不安だったが“よしっ”と両頬をパンっと叩きキッチンへ向かおうとすると恭子が慌てて戻ってきた
「あっ!着替え終わったね。
うん、可愛い。似合う似合う」
と言いながら璃子を近くの椅子に座らせ
メイクを始めた
「一応、接客業だからさっ
明日からはしてきてね~……と、
マスカラとチークと……てかなんか璃子……」
と璃子の顔を見つめるので
「なっ……何?
だらけ生活で太ったかな……?」
ドキッとしながら璃子が言うとすると
“違うわよ”と笑い
「元々、淳平くんと似て可愛いんだけど
最近もっと可愛くなった!
なんか恋する乙女……って感じで!」
“三浦南朋のおかげかしら……”とニヤニヤしながら続けるので“もうっ!”と璃子が顔を赤くしていると
“カランコロン”と店の扉が開く音がした

