その後もキスが続き
まだまだし足りないような三浦南朋を

いくら人通りがないとはいえ、これ以上は恥ずかしい…と思い

「……ぁ……んぅ…ちょ、も………ストーップ!
ストップ!」

と無理矢理体を離す


すると三浦南朋はむっとした顔で

“……ったく、俺の片思い歴なめんなよ…”

と頭をくしゃっとさせながら呟くが
璃子は聞こえず“なにか言った?”と聞く


「何でもないですー」

と不満そうに言い、また璃子にチュッと触れるだけのキスをして手を握る


そして“帰るか”と言って歩きだした三浦南朋を
見てキュンとすると同時に


“こんなキス魔にこの先耐えられるのか”

と少し悪寒が走る璃子なのだったーーー