しかし、先生は振り向いてくれるはずなかった。 こんな子供を相手にしてくれるはずなかった。 先生にだって、愛する彼女がいるかもしれない…。 そんなことは分かっている。 でも、片思いでも私はこんなに幸せなのだ。 先生のことを好きでいられる。 それが、とてつもなくうれしい。