中に入ると、先生はパソコンに向かっていた。 「片桐さん、またですか…?」 「はい…。もう、痛くて痛くて…。」 口ではそんなことを言っているが、心の中では全然違うことを考えていた。 (先生ともっと話したい。) (先生に想ってほしい。) (先生の彼女になりたい……っ)