空を見ていると、次第に霧雨は止み、輝く太陽が顔を出し始めた。 ─…‥笑え そう言ってる‥気がした。 私の笑顔を好きだって、一番好きって言ってくれた‥ なら、笑っていようじゃないか─ 泣かないで 雨を降らせないで 悲しまないで‥ 霧雨が止む時、精一杯の笑顔を空に向けた。 「ありがとう」