「‥こっち!」 颯はそのまま私の手を取り、教室を出た。 私達が教室を出た時、教室内がざわついたのが分かる。 廊下で走っているのを先生に注意されたが構わずに屋上までの道を走った。 ──────── ───…‥ 「はぁ、はぁ‥」 私達は屋上に着いてすぐにその場に座り込んだ。 屋上までは階段が何ヵ所もある。 ずっと全速力で走ってきたため息を整えるまでに、時間がかかった。 「はぁっ‥ははっ!」 颯は座っていた体制から体を倒し、寝転びながら笑い出した。