「はぁ…はあ…智子…大丈夫??」 私達はなんとか逃げ切って身を隠した。 と言っても理科室のすぐ近くにある、いつもは使わせてくれない職員トイレだし、メリットは綺麗なことくらいだった。 奈美と加代子と佐々木の死― 私達には受けいることが出来なかった。