「…そんな」 「すまない…」 「―早く逃げろ」 岡部は美智子に近づき囁いた。 美智子は研究員の姿を見つけた。 「後ろの部屋に居たのか…」 「先生…生徒には教えない約束でしょ??フフ…ゴメンなさいね…」 「早く逃げろおお!」 美智子は急いでドアを開けて逃げ出した。 とにかく走った 美智子が覚えていたのはガスマスクをつけた女が有害なガスらしきものをぶちまけていることだけだった 「……先生、ごめんなさい」 美智子は合掌してゆっくりゆっくり前へ歩き始めた