ある学校でそれは突然

どうしよう…
どうしよう…

小倉トオルはただ恐怖に顔を真っ青にしていた。


僕はクラス1頭がいいんだ…
テストだって100点ばかり…


こんなゲーム…あり得ないじゃないか…
きっと夢だ…

ガサッ

「トオル君…」


天馬桜子…


「殺す気か?!」


「そんな…誤解しないで下さいな」


桜子は悲しげな顔でトオルを見つめた。



「私は人を殺す気は無いです…」

「本当だな?」


「………ええ」