とにかく全員キャーキャー叫んでランチルームを出た。


「加代子!奈美!智子!!!」



「あっ桜!一緒に逃げよう…」



4人で集まってとにかく走った


走っても走っても緊張で疲れなかった。


5分ほどして奈美は箱を見つけた。


「あっ、銃が入ってる…」


「怖い…」


誤って自分に打ってしまったら…

「私、持つよ」



加代子は優しく笑って手を差し伸べた。


「ありがとう…」

私は加代子の優しさが嬉しかった。