友達?彼女?






なーんてね!!


でも…見慣れない天井だし、なんかいい匂いするし…。


もしかしてほんとに死んだ…!?


「うっそ!?」


思わず声を出してしまった。


死ぬとかやだよまだ吉田くんと一回もキスしたことない…っ!


あたしが、1人悶々と悩んでいると、ふと頭上から声がした。



「あれ、起きたの」



その声と共に、あたしの顔を覗き込む人影。


「よっ、吉田くん!?」



ななななんでここに……!?



びっくりして、口をパクパクさせていると、吉田くんがふっと笑った。


「ふっ、変な顔」



・・・笑顔が眩しいデス。


…じゃなくて!


「ここどこ?」


ずっと思ってた疑問を口にする。


「俺の家」



・・・・What?



「天国?」



「は?俺の家だけど」



「ななななぜ!?」