でも、時々あの女が気になってわざとレジに行

ったり、食い物を運んだりと外に出る仕事をし

ていた。

「気になりすぎ…」

フッと笑って言ってくる恭介。

恭介の言ってることは間違っちゃいねぇけど。

「…うるせぇよ」

オレはキレ気味に言うが恭介はそんなオレを見

て楽しんでる様子。