「どぅぞ…」

ショウちゃん自信は笑っているつもりなんだ。

でもね、ショウちゃん。

口の端が無理矢理上げられてるだけで目は死ん

でるよ。

そんな悲しい思いを隠しながら『お邪魔します

♪』と言って上がった。

コトネは家に上がると閉めきってあるカーテン

に視線を向けた。