オレと祥優だけとなったこの部屋で祥優の声が 小さく響いた。 「カゲ…戻ってきてくれて…ありがとう…明日 目…覚ましてね…?…おやすみなさい…」 祥優は呟き終えるとオレの上に頭を乗せて眠り に落ちた。 ―ピッピッピッ… 翌朝…