リィが何かを言おうとした瞬間。 ─ピー… その音とともにモニターの線がまっすぐ伸びて いた。 「リィ!!」 「李音ちゃん!!」 オレと母さんが叫んでもリィは反応しなかった それとほぼ同時に手術を終えた医者が入ってき た。