オレの記憶はここを通ってた時から麻痺してた のかも。 暫く路地裏を歩き続けた時だった。 「…いっ…ちゃん…」 「ああ」 オレの半袖の裾をギュッと掴んでくるリィの手 は地味に濡れてて小刻みに震えてた。 誰かに跡を付けられてる…?