Re-challenge

「はーい!!」

リィは元気よく返事をすると友達の元へと駆け

ていった。

「カノッちゃん…面倒くせぇな」

オレらの会話を聞いていた恭介はリィがいなく

なった途端、そう言った。

「盗み聞きしたあげくにリィの愚痴か?」

「愚痴じゃねぇよ。思ったことを独り言として

口に出しただけ」