「いっちゃんが聞こうとしないからだよ!!」

リィはそう言って少しだけ拗ねた。

「…まあ、食ってみてぇけど…」

オレは後からそう付け足して言った。

すると単純なリィはすぐに笑顔に戻り『じゃあ

今度ね♪』と言った。

「おう!!」

とオレは答えて唐揚げを口へ運んだ。