「タ・・・

ソラタ・・・」


体が重い。



暗闇の中で何かで縛りつけられているように体が重く、遠くで誰かが僕を呼んでいるのだが動かすことができない。


(誰?)


「ソラタ・・・」


その声が段々と大きくなっていく。



それと同時に徐々に瞼に力が入り、少しずつ目の前が明るくなっていく・・・