歌が終わり、こちらを振り向いた彼女の目にはもう涙はなかった。 「さあ、行きなさい」 あのときはこの歌の意味は理解できなかった。 今も理解はできていないかもしれない。 それでも、彼女は僕から「さよなら」を欲しかったのだろうと今は思う。