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嫌とも言わせてくれず
観覧車乗り場まで来たあたしとセンパイ
「センパイあの…」
「ん?話は乗ってから聞くよ!
ほら、動くから早く乗ろうかっ」
乗ってからは遅いのに…っ
「足元お気をつけくださいねーっ」
観覧車の店員さんがニコニコして
言ってくる
一歩足踏み入れたらもう
慣れてるかもしれないっ!
頑張っちゃえっ!!
乗るとあんまり
安定感のないふわりとした感覚
やっぱこの感覚…っ気持ち悪いっ
「あっ!あのっ!お客様っ危ないです!」
……へ?
トクン…
癖なある髪の毛…
いつも香ってくる
あたしが安心するシャンプーの香り
「え………?」
なんでここにいるの───?
なんで…なんでなんで
早手がなんでここにいるの………?
下を見ると呆然としている
奥野センパイがあたしたちをみていた
それと真逆に息を切らしている早手
「…な……んで早手が…いるの?」
