「あっ!奥野センパイ!
お疲れ様ですっ!」
後ろから奥野センパイが
話かけてきた
正直、昨日のことがあって
気まずくなるのかと思ったら
センパイのほうから
話しかけてくれて
いつも通りに接してくれた
「水乃、明日ー暇か?」
「ふえっ?」
奥野センパイは
少し小声であたしの耳元に囁いてきた
え?明日?明日って
「どっ…どうして??」
「見たい映画あるんだけどさ
一緒に行ってくれない?」
へっ!?
なっ…なんであたし!?
センパイなら他の女の子誘っても
絶対誘えば来てくれそうなのに?
「新人マネージャーなのに
頑張ってくれてるご褒美として
俺が招待しますっ」
えっ、でもそれなら
「なら優希も連れていこうよっ!」
優希だってあたしと一緒の
新人マネージャーだし
行くならみんなでの方が…
