「あーっ!やっと二時間
乗り越えたよおーっ!」
「高校の数学ってさ、難しくね?」
「俺は英語の方が頭痛えーんだけどな」
数学の時間の席は
教室と同じ席順なんだけど
面積が狭く
隣同士が密着しているから
あたしと真澄と宗太はよくしゃべる
「てか最近宗太は
藍川先輩と絡んでるの??」
「最近電話するようになったんだぜ」
宗太はスマホの着信履歴を
見せながらあたしたちに言ってきた
「わあっ!すごいじゃんっ!」
「なかなかやるじゃん」
画面を見たら二日に一回のペースで
電話をかけているのが分かる
宗太ってば積極的ーっ!
「でなっ、美沙子が先に
部活終わったら
たまに見に来てくれたりするんだぜっ」
へーっ!そうなんだっ!
藍川先輩も宗太のこと
好きなのかなっ!
「本当によかったねっ!」
「おうっ!水乃も真澄も
また話聞いてくれよっ!」
「うんっ!いつでも聞くっ!」
宗太嬉しそうでよかった
あたしまで幸せになっちゃうな
「」
