「んじゃあ!教室戻るかあー!」
「あーい」
あたしたちはお昼を済ませ
教室に向かった
「てかさ、昨日先輩帰ったあと
早手とはどんな感じだったの??」
階段を登って行く途中
他の生徒たちの賑やかな声を聞きながら
優希が急に思い出したかのように
問いかけた
「あれからって…
なんもなかったかのように
お互いにバイバイして
家入ったけど」
手を繋いでたことすら触れずに
お互いの家に入っていった
だってあのあと
なに話していいか分かんなかったもん
「ふーん。告白とか
しちゃえばよかったのに」
「はっ!?早手に!?あり得ないっ」
「手繋ぐくらいなら
好きの一言でも言って
あいつ喜ばしてやったらよかったのにー」
いやいや、あたしがアイツに
そんなこと言ったって
キモいで終わらされるだけだしっ!!
でも……告白…かあ
告白なんてしたことないなー
てかてか…っ
「好きじゃないしっ!!」
あたしは優希に否定しまくった
「素直になればいいのにー」
優希はニヤニヤ笑いながら
あたしにそう言ってきた
いやいや、素直ですよっ!!
