「そっか…。水乃悪かったな
なんか変なこと言っっちまってさっ!」
先輩は苦笑いで頭を書いた
「いえ…でもありがとうございました
嬉しかったですよっ」
水乃も笑顔で返した
「あぁ…じゃあおやすみ!」
ぎこちない空気で息が詰まる勢い
そんな空気の中
奥野先輩は水乃の頭を
撫でて、帰っていった
「んじゃあ…おやすみ」
水乃はそう言って
何もなかったかのように手を離して
自分の家に入って行った
あいつは…何を思って
俺の手を握ってきたんだ?
繋がれてた手のぬくもりは
まだ冷めることなく
俺はただただ立ち止まったまま
水乃の家の前で突っ立っていた
でも…
俺は分かってしまった
奥野センパイは
水乃のことが好きなんだって
