「部活あるときは
俺が送って帰っていいかな?」
「えっ…?」
センパイ…?何言ってんすか?
俺が毎日一緒に登下校してんの
知ってんのに…何で誘うんすか…?
「キャプテンとして…兄ちゃんとして…
お前を夜自分で送り届けたいって
前々から思っててさ…っ」
いやいや…先輩が言ってること
俺理解できないっす
「でもそれは…っ
先輩に悪いですしっ…家遠いし」
「それは大丈夫だよ
俺は男だし、お前は女だから
夜遅くなったら危ないだろう?」
水乃は困った顔をしていた
お前も、俺がいるって断れよ…
「個人的に水乃は心配だから
泣き虫だし、弱いところあるから
だから部活でも目が離せない」
先輩は続けてそう言った
