beautiful love ★ 俺様boyと天然girl







「さっき言ったじゃん。一緒に帰るって。

たまには家まで送るよ?帰ろうかっ」







…先輩ナニ言ってるんだ?





「おっ!早手も一緒に帰るのか?


お前ら本当仲いいよなっ!

じゃあ3人で帰るか!!」







先輩は笑顔で俺と水乃の間に入って首に

手を回してきた





俺、一緒に帰るとか言ってないんですけど…



やっとこいつ一人占めできると思ったのに

















――――――





「っつー事があってさっ!

実習なしになったんだよっ!」



「アハハハッ!!先輩おもしろすぎッ!」








水乃と先輩は

学校の話で盛り上がってる




俺は話しかけられてもあまり乗れない


てか、俺と水乃の間に

奥野先輩がいる



俺とアイツの距離が遠いわけ





別にそんなことは正直それほど

大事ではないが



やっぱ一緒に帰りたくなかった






「早手?大丈夫か?

さっきから全然しゃべってないじゃんよ。」




「いや、大丈夫です...」



俺は先輩と目を合わさずに答えた







なんか、俺心小さいのかな


こんな帰るだけの時間でも


他の男に邪魔されるのが嫌だって思う自分






登下校の水乃は俺だけしか知らない

そんな独占欲がいつのまにか出てた気がする








「はいっ!着きました!

ゆっくり休めよ!!」





先輩が家まで俺らを送ってくれた






「今日はありがとうございましたッ」





「明日も厳しく練習するからなッ!

早手も早く寝ろよ?」







「...はい」







俺の気持ちも知らず、ニコニコしながら

お礼を言ってる隣のやつ

それに比べて

今俺どんな酷い顔してんだろう…





夜だから暗いのが救いで

多分見られていなかったらいいけど







「…なあ水乃」






「はい?」









先輩は何か言いたそうに

水乃に話しかけた







てか水乃...その上目づかいで

先輩見るの…反則だろうッ!!