「高くねーよ!!大迷惑だっ!
だーっ!イライラするわ!!」
「そっ…そんな怒るなよーっ!!
真澄からもなんかいって…」
「糞苛々する。なに優希に
マッサージさせてんの?」
俺ならまだしも、今回は真澄まで
苛々していた。
真澄と優希って絶対
両思いだと思うんだけどなあ
なんで告白しないんだろう
「修原、行こうかっ!他の奴もいるしっ!」
「えっとぉ…あたしもう帰らないと」
水乃は申し訳なさそうに断っている
え、つかそこ
申し訳なさそうにする理由ある?
「えー残念っ!門限?
仕方ないな。俺が送るよっ!」
一人の先輩がそう言って水乃に
寄ってくる
…てか
水乃送るのは俺の役目なんだよ!!!
「いい加減にっ「はいはーい。水乃は俺が送るから」
は?
「おっ…奥野先輩っ!?」
水乃も驚いていた
「お前らうちに新しい女マネ来たからって
べたべたするなよ?俺の妹なんだからよ」
そう言って奥野先輩は
水乃の頭に手を置いていた
「キャプテンっ!?
まだ帰ってなかったんですかっ!?」
水乃と優希の周りにいた先輩たちが
奥野先輩の所に集まりだした
「体育館からにぎやかな声が
聞こえてきたからなっ
気になって見に来たっ
てか、俺抜きで何盛り上がるとか
俺泣いちゃうよ?」
奥野先輩は笑顔でみんなをにぎわせた
「すっ…すいませんでしたっ…
ただご飯を行こうと誘っていただけで…」
「飯か~でもまぁ今日はもう9時だしよ
今日の練習は結構走ったから
みんな疲れているだろう。
飯はまたみんなで今度行こうぜ?
それと、飯もいいけどな、
お前ら水乃と優希の気持ちも考えろ?
新入マネージャーで覚えること
たっくさんあるし
その上俺達選手の体調管理も
覚えていかないといけない。
お前らよりいっぱい仕事あるんだからよ
練習終わった後くらい早く休ませてやろうって
思う気持ちも大事だと思わないか?」
奥野先輩が言った途端空気がしんとなった
「もうキャプテンの言うとおりっす」
「修原、櫻井。悪かったなっ」
「いえ」
優希が答え水乃は首を大きく縦に振った
「んで、お前らも早く帰って休めっ!
ほらっ!解散解散っ!!」
奥野先輩はすげえ…
言っていること全て筋が通っている
厳しい割に部の事をちゃんと
考えてるんだなって思う
「水乃。」
「あ、早手っ!」
俺の名前を呼ぶなり
笑顔でこっちに寄ってくる
可愛い奴っ…とか思ってしまうのも
こいつのことが好きだからなんだろうなあ
「早手もまだ残っていたんだあっ」
「ったりめーだろっ。お前と帰らねーと
うるさいんだよ、親が」
そう言うけど本当は一緒に帰りたいと
思っているから
「じゃあ掃除も今日はみんなが
手伝ってくれて早く終わったから
もう帰ろうっかあっ」
「おう」
「水乃着替えてきたから帰ろうかっ」
そう言って水乃のもとに来た男
「え?奥野先輩?」
水乃も驚いていた
