「水乃、今日も寝坊?」
イラ…
「うーん、寝起きなのー」
イラ…
「髪の毛ねぐせついてるよ」
イライラ…
今日の1時間目は理科
けど先生が来れなく自習時間
っつっても
みんな真面目に自習やしてる奴や
このクラスにはいない
それはそれでいいんだけど…
「昨日髪の毛濡れたまま寝ちゃって
寝癖ついちゃった…」
「…ここ跳ねてる…可愛いね」
ッダアー!!
もう限界!!!
なんだよあの甘い空気!!!
つーっかイチャイチャしやがって!
葉山のヤローしばいてやりてー!
水乃をそんな目で見るな!触れるな!
俺の水乃なんだよ!!←え
俺のやりてーことを
軽々と葉山がやりやがる!
あんにゃろーっ!!!
俺は怒り押さえきれず
授業ノートの切れ端を
ぐしゃぐしゃにして
水乃の背中に投げつけた
よっしゃっ!
命中命中ー!
俺だってバスケ5年してきてんだ
腕には自信あるんだよっ!
自画自賛してると
あいつが気づいたのか
俺を睨んできた
「はーやーてぇーっ!怒」
ええっ!?
いやいや、だってお前らが聞こえるくらいの
声で喋ってんのが悪いんじゃんかよ!
その光景をニヤニヤしながら
見てくる隣の男…
これだったら俺完全に
カッコ悪ぃだけのだめ男じゃんよ…
