水乃Side
次の日。
教室に入って、いつものように席へ向かおうとした時だった。
ふと、少し離れた席に目が止まる。
「…………」
木南さん。
久しぶりに見る姿に、思わず足が止まった。
何人かの子に声をかけられて、木南さんは小さく笑ってる。
よかった。
学校、来れたんだ。
そう思ったのと同時に、あの日早手から聞いた話が頭に浮かんだ。
家に帰りたくないって、前から早手に相談してたこと。
夜にも連絡してたこと。
家に警察が来て、今は家を離れてること。
「…………」
話しかけようかな。
一瞬そう思ったけど、足は動かなかった。
私がどこまで知ってるのか、木南さんは知らないかもしれない。
それに、勝手に聞いていいことでもない気がする。
私はそのまま何も言わず、自分の席へ向かった。
次の日。
教室に入って、いつものように席へ向かおうとした時だった。
ふと、少し離れた席に目が止まる。
「…………」
木南さん。
久しぶりに見る姿に、思わず足が止まった。
何人かの子に声をかけられて、木南さんは小さく笑ってる。
よかった。
学校、来れたんだ。
そう思ったのと同時に、あの日早手から聞いた話が頭に浮かんだ。
家に帰りたくないって、前から早手に相談してたこと。
夜にも連絡してたこと。
家に警察が来て、今は家を離れてること。
「…………」
話しかけようかな。
一瞬そう思ったけど、足は動かなかった。
私がどこまで知ってるのか、木南さんは知らないかもしれない。
それに、勝手に聞いていいことでもない気がする。
私はそのまま何も言わず、自分の席へ向かった。
