「あッ!はいっ!
部の先輩みなさん優しくてっ楽しいですっ!!」
「奥野先輩、こいつもっと
しごいてやってください
でないとツケ上がりますから」
その場にいた早手が
奥野先輩にそんなことを言っていた
「あたしツケ上がってないもんっ!
ツケ上がってるのは早手のほうでしょっ!」
あたしは早手の腕を叩いた
「痛ってぇーっ、お前怪力なんだよ!」
「そんなこと言う早手が悪いんじゃん!」
もうっ!先輩の前で恥ずかしいところ見せないでよっ!
先輩の前では
ちゃんとしたマネージャー姿を見せたいのに!!
そのやりとりを見ていた先輩が微笑ましそうに笑っていた
「なんかお前ら本当に昔から変わっていないな
久々に喧嘩見れてよかった
でもまあ、喧嘩はほどほどにしなよ?」
「ヒャッ」
先輩は首回りを冷やしていた冷却シートを私の頬につけたから
びっくりして変な声が出ちゃった…
「じゃあ、今から後半、まず練習試合からスタートな」
先輩はそう言って練習に戻った
