「先に帰ってろて言ったろ!?」
「うん、でも今日からまた
掃除当番当たってるから
ふとボール見たらね
すっごい汚れてて
一つ一つ拭いてたらこんな時間になってた」
綺麗にたたまれたユニフォーム
バスケットボールも
黒ずんでいたのが新品に近いくらい
綺麗になっていた
てか…こんな時間まで…
練習終わったの…今日は7時だったのに…
「お前一人でこれやったの?」
「あ、うん、え?
てかっ!?早手、顔どうしたの!?」
ボールをおいて俺のとこにかけよってきた
そんなに腫れてるんかえ?
「えっ?何があったの!?喧嘩?
職員室行ってたんじゃなかったの??」
「…いや、ちょっと」
今日は2つくくりのおさげ頭のコイツ
そーゆう姿見ただけで
感情揺さぶるのは…
…俺がエロい目でコイツを
見てしまってるってことか?
「お疲れー!」
「やべーなっ!今日の練習辛いわ!」
「コーチ鬼だな!
てか、自販機行こうぜ!」
体育館のすぐ外では
練習を終えた陸上部や野球部が
体育館の回りを通りすぎている
「あっ!部室に救急箱あるから
それ取ってくる!」
そう言って
外に出ようとした水乃の手を掴み
手で口を塞いで声を出させないようにした
体育館の中に入り
中にいることを気づかせないため
入り口のカーテンをしめた
「…っ!?
…はやて…っ?」
体育館の片隅に座り
後ろから水乃を抱き締めた
「…こんなとこで
ずっと一人でいたら危ないだろ?」
俺が水乃の耳元で喋った途端
驚いたのかコイツは体が大きく反応した
「…べつっ…に…誰も来ないよっ…
そっ…それより
早手っ!ケガしてっ!?」
俺の方を向こうと後ろに振り向いた瞬間
こいつの唇を塞ぎ
壁に体を押し当てた
「…ンッ…」
密着していると水乃の胸の音が
すごく早いのが感じてくる
コイツ…本当俺に隠し事出来ねーな…
「…話してきた…慎と」
「…え?」
唇を離し改めて本題に戻した
「…ちっ…ちかいっ…」
近いとか言って頬を赤らめてるくせに…
一旦体を離し
俺は移動して水乃の隣に体を移動させた
