早手の事をカッコいいとか
付き合いたいとか思ってる女の子は
たっくさんいる
あたしもいつのまにかその中の一人になってた
その中で
あたしのこと、思ってくれたって
すごい確率だよね…
「…早手、あのね
私のこと、待っててほしい‥。」
「え‥?」
早手を信じるなら
やらなきゃいけないことがある‥
「慎とちゃんとしなきゃいけないと思う‥
あいまいのままで、慎の事待たせちゃってる‥
だから‥「わかった。」
早手は私の頭を撫でて
一瞬険しい顔をしたように思ったけど
すぐに優しい表情になった。
「俺も、木南のこと、けじめつける。
そのあとに‥あったこと全部話す」
けじめ‥?
やっぱり付き合ってたのかなとか
頭によぎったけど、
触れる手の優しさに嘘はないと思い、静かに頷いた。
