トクン・・・・
「…ちょっ…やだっ‥」
また激しいキスを落とされると思い
体が強ばってしまった。
「…もう喋んな…」
早手…
今にも消えてしまいそうなくらいの細い声…
「彼氏じゃなくても…
付き合ってない間だとしても
俺が我慢できない・・・
何で俺じゃダメなんだよ・・・」
トクン…
早手のシャンプーの優しい香り
私が一番安心してた早手の匂い
涙が止まらなくなる‥
昔からずっと変わらない…
何で早手だとこんなにも
安心出来るんだろ…
『水乃の笑顔を守りたいんだ‥』
ドク‥
「やっぱだめ‥‥こんなの‥
慎に会わせる顔がなくなる‥!」
「何でアイツの名前だすんだよ!」
なんでって…っ
「‥散々頼って、好きになりたいって
期待させること言っておいて‥
他の男の子にドキドキするの‥最低だよ‥!」
幼なじみの慎
もちろん大好きだけど‥
一人の男の子として好きになりたいって
期待させちゃってる‥
早手にドキドキしちゃ‥だめなのに‥
「‥ハ‥‥ッ‥
なんだよ‥他の男って
俺はガキの頃からお前以外の女なんて
考えたことねーんだよ‥!」
トクン…
苦しくなるくらい抱き締められて
うまく呼吸が出来ない…っ
あたしだって…
「はや…っ」
「‥どんだけ妬かせたら
気がすむわけ‥?」
体がやっと離れたと思った瞬間
頬を掴まれ、早手と同じ目線に向かされた
ドキン…ッ
早手とこんなに近いの…久しぶりすぎて
どうにかなっちゃいそう…っ
「…ッン」
早手の視線は私の唇に写り
また深いキスを落とされた
