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「ハアッ!?
早手の奴!水乃がいるのに
木南のこと可愛いって
言いやがったの!?」
「シッ!!
ゆっ…優希…
一応…早手の部屋
隣だから…聞こえちゃったら困る」
昨日の放課後教室行ったら
早手と木南さんとが二人でいたこと
木南さんの涙を早手が拭っていたこと
今日のごたごたを
全て話し終えたとこで
優希が怒りを爆発させた
「聞こえてもいいわよ!
あの糞鈍感男ぉぉ!!!!
聞こえちまえ!!!!」
「優希っダ…ダメだって」
優希は大きな声を出した後に
前に置いてあった
レモンティーを一気に飲み干した
「ッハアッ!!
水乃もなんでその時
早手に怒らなかったのよ!」
だって…
「だって。。。
あたし…そんなに可愛くないし
木南さんのセーラー服みたいに
あんなに可愛くメイド服
着こなせてないし…」
あたしだって
木南さんのセーラー服見たときは
可愛いって思ったもん
男の子は誰だって
可愛い女の子のことは
可愛いって思うのが本能なんだよ
「水乃!」
「ふえッ!?」
急に優希が前のめりになって
あたしに近付いてきた
「言っておくけど
あんたも大概、可愛いから
てか、あんたほど
可愛い女、あたし今まで
見たことないから。自信持ちな!」
そ…そんなこと
「ないない!絶対ない!
だっていつもあたし早手に
アホ面、ブス、可愛くないって
耳に穴が開くくらい言われ続けてるんだもん!」
そんなこと言われ続けたら
「さすがに…ショック受けちゃうよね…」
たとえそれが冗談だったとしても
早手の心の中は本人にしかわからない…
本当にあたしでよかったのかってことも…
「…水乃、安心しな?
あたしアイツがあんたに
片想いしてたときのこと
全部知ってるから」
「……え?…」
あたしが聞き返すと
優希は優しい顔つきになり話始めた
「早手はずっと水乃だけ見てきたの
あんたを守るためなら
手段を選ばない男だから」
