beautiful love ★ 俺様boyと天然girl









―――――








「まず呼び込み班は

やっぱり喫茶店の宣伝を

しないとだめだもんね


とにかく宣伝用のボード作ろうか!」











あーだる









テストが終わって

みんな文化祭モードに入ってるし







授業もほぼなく

大体の時間が文化祭準備に追われてる













てか文化祭文化祭って

みんな気合い入りすぎじゃね?











「早手!一緒にボード作ろう★」







「だめよ!早手君は

あたしと一緒に作るの!」






「神埼くん!どんなデザインがいい?」





「あぁ!舞!あんた抜け駆け!!」














呼び込み班の女とかが


俺の周りにたかってくるんがうぜ






















「修原!


俺と高沢が
修原をエスコートするな!」










「変な男の客が来たら
すぐにでも俺たち呼んだな!


修原守るからっ!」







「うっ…うん。


ありがとぅ…ッ」














今の時間帯は

クラス内で呼び込み


接客・調理班で各グループで別れて


小道具なりレシピなり

接客の対応の仕方なり考案中だけど

















やっぱアイツのこと見てしまう…

















昨日、俺の軽はずみな言葉で


水乃を怒らせた













下駄箱に靴まだあったから




で待ってたら

出てくると思ってしばらく待ってたのに





何十分経っても出てこなかった






…アイツ昨日何時に帰ったんだ?
















家に帰っても



ずっと窓閉めっぱだったから


顔見れなかったし…














結局今日も一言も喋れてない






優希に状況聞こうと思っても

アイツにもシカトされちまうし














「修原っ!俺のことも頼ってな!」












「うん、ありがとぅ」
























…やべえ



イライラする…





















パン!!!







「ッテ!!!」











「早手~!コラ!


何修原さんのことばっか見てんのよ!」















「…木南」
















「修原さんはもとが可愛いから

男の子も寄ってくるんだよ~


気になるのは分かるけど




でも今は呼び込みのグループに集中して



早くボードの柄作成するよっ!」


















最近の木南は我が強い






他の女子が言えないことをずばずば

俺に向かって言ってくる









パシ!





「いったあ!!


デコピン!デコピンしたよね今!!」








「さっきのおかえし」







「女子にそんなことしたらモテないよ!?」







「俺女苦手だし」







「こんなに可愛い女子周りにおらせて

よくそんなこと言えるわね!








てか、他の子たち真面目にやってんだから



あたしたちも早く作業しよ!」













転校した初日から



木南には押されてばっかなんだよな…








「強ぇ女…」






「ん!?なんか言った!?」






「いえ、何も」












他の女みたいに木南は




俺を特別扱いしないから



俺もこうやって普通に話せるのかもな