春海姉が俺の正面に座り
謎の事情聴取が始まった
「…まあ…モテるわな…」
学校でアイツがあるけば
振り返らない男はいないって
思えるほど男からも人気が高い
「あんた水乃ちゃんのこと好きじゃないの?」
「さあなー」
俺がアイツのこと好きってことも
付き合ってるってことも
俺の家族にはまだ話していない
後々話そうとは思ってるけど
まだ話すつもりはない
「ふーん、ならあたしの男友達に
紹介してもいいー?」
(゜゜)!?
は?
春海姉の思いもよらない言葉に
俺はつい固まってしまった
「このまえあたしの彼氏と
大学仲間の友達達が遊びに来たのよっ
んでアルバム見せたら
水乃ちゃんと一緒に写ってる写真見て
ある一人の男友達が水乃ちゃんのこと
大分気に入っちゃってさっ
紹介してほしいって言われたのよ~」
はあぁぁぁぁぁぁぁっ!?
あり得ねーっ!
「…姉貴って鬼かよっ!?
なんでアイツの写真見せるわけっ!?」
てか勝手に他の男にあいつの写真
見せんじゃねーよっ!
「一応ね、断ったわよ?
あんたがもし水乃ちゃんのこと
好きだったら
取り返しつかなくなっちゃうじゃない?
可愛い弟の恋は
姉ちゃんが一番に応援しなきゃでしょ?
あんたが水乃ちゃんのこと
好きなことくらいすぐに分かるんだからっ!」
