「あり得ねー。お前の頭の悪さに
まじでひくわ」
「はあっ!?なにそれ!?
人が頑張って勉強頑張ってるのに」
こいつは顔をふくらせて俺に訴えかけてくる
「うっせ、とにかくお前
明日の放課後までに今日教えた
方式覚えてこい
んで、ここのページからここのページまで
完全に理解してこい!」
三ページ分付箋をつけて
水乃の頭に問題集を載っけた
「部屋帰っても遊ぶのなしな
帰っても勉強しろよ」
「何しようとあたしの勝手じゃんか」
はあ?
「どの口が言ってンだ?」
「いっ…ひゃいっ…」
生意気な口を俺はつねった
俺が赤点とらんように
教えてやってんのに
こいつの頭は寝てんのか?
まじであり得ねー
頑張ろうって気力見えないのは俺だけか?
ガラッ
「あらっ!水乃ちゃんっ
いらっしゃいっ」
「はっ…春海さんっ…お帰りなさいっ!!」
姉貴の春海がノックもなしに
俺の部屋に入ってきた
てか…帰ってたのかよ…
「……勝手に人の部屋に入って来んなよ」
「いいじゃなーいっ
てか二人で勉強するなんて
本当に仲いいわねっ」
「そっそんなことないですっ!!」
なぜか水乃は下を向いて
姉貴の応答に答えた
「あっ…あたしっ
そろそろ帰るねっ…」
正面に座っていた水乃が急に立ち上がり
帰り仕度わをし始めた
「お…おう、送るわ」
「へっ?いいよっ
隣なんだし、送るほどじゃないからっ
んじゃあっ…お邪魔しましたっ!」
急いで俺の部屋から出ていった
あいつって春海のこと苦手だっけ?
昔から第二の姉ちゃんって
慕ってたのに
その反応を見てか姉貴は
ニヤニヤしながら俺の事を見てきた
「……んだよ」
「水乃ちゃんって本当可愛いわよねっ!
早手、早く水乃ちゃんと
付き合っちゃいなさいよっ」
「はっ!?」
「最近会ってなかったからか
高校生になってから
劇的に可愛らしくなったわねっ!
あんな可愛い子
他にはいないわよ??
水乃ちゃんって
正直モテるでしょっ??」
