「…あんた
今のあたしの話聞いてました?…」
「おぅ」
「いや、意味わかんない
聞いてたなら補習行くなとかいう
考えがおかしいでしょ?」
こいつはあたしに赤点取れって
いいたいのか?
「数学なら俺が教えてやるよ」
「…は?」
な…何いってんの…この人
「バカに教わっても…意味ないと
思わないのかっ??」
「は?お前…俺に喧嘩売ってるだろ?」
早手があたしの顔をギロって睨んだ
ひょっ…ひょえええぇっ 汗
早手に睨まれたら…怖いんだけど…っ
そんな話をしていたら
お互いの家についた
「とりあえず
明日からお前は補習行くなよ
学校終わったらすぐ帰るぞ
優希にもしばらく一緒に帰れないって
伝えておけ」
「えっ!?本気で言ってんのっ!?」
「本気ですけど?
なに?不満なの?」
不満というか…っ
「…ちゃんと勉強したいじゃん?」
「……てめぇ」
「だっ…だって…っ!?」
チュ…という音と同時に
早手の唇があたしの唇に重ね合わせてきた
まっ…またキス…っ!?
「明日から俺が教えてやるから
返事は?」
トクン…
「…はい」
なんであたしもはいなんか言っちゃうんだろ
「んじゃ、また明日な
ほら、家入れ」
あたしって今…すっごく早手の
ペースに巻き込まれてない?
「……」
