beautiful love ★ 俺様boyと天然girl








さっきとは全く違う

あたしの唇を早手が
包み込むようにのせてくる

優しいキス…









「…ン…」





顔を手で押さえられてるから

身動きが更に出来ず


下に向くことすら許してくれない









離したり重ねたり
何度も何かを確認するように


あたしの唇を占領していく早手











「ハアッ……もうっ…いいでしよっ…?」






あれから何分過ぎただろう

なかなか離してくれない早手を
向こうへ押して目をそらした













「…どしたの…急に?




もしかして…慎に妬いてるの?」









こんな早手…知らない…


いつも意地悪なくせに
余裕あるくせに…






慎とちょっと仲良くしただけなのに

ほら…キスは事故だけど…










「ああ、妬いてるよ。悪いかよ」



















トクン…!












なに…いってんの…?












「いっ意味わかんないっ

…だって
幼なじみの慎になんでそんなっ…」




「幼なじみとか関係ねぇ

お前とアイツがキスしたことには
変わりねえだろーがっ」








「でもっ…っ!?」







学校…もうすぐ閉まっちゃうのに…


誰もいない部室で…


あたしは何度もまた
早手の唇を押し当てられた











早手…怒ってる

唇を重ね合わせただけでもわかる…








早手があたしと慎がキスしたことを
どんなに怒ってて














そのことでどんだけ

早手が妬いてるかってことも…







「…ンハッ…ハアッ…ハアッ…」





激しいキスじゃないのに

重なりあう時間が長くて
呼吸が上手く出来ない












「ハアッ…マジ…むかつく

…俺以外の男…見んなよ」












トクン…トクン















「…分かってるよ…早手だけ」






早手ってこんなにも
独占欲強かったっけ…?














「慎のこと…好きになんなよ



次なんかあったら、今以上のことすんぞ?」









へっ…










「わかっ…わかってる…よっ」








今以上のことって…なに…?















「っ!?…」








手を捕まれ
早手の腕の中にもまんまと捕まってしまった











「…離さねーから、絶対」

















トクン…













「…うん…」


















強く抱き締められた時



この人からは逃げられないって
心のどこかで思った自分がいた








あたしは早手以外の男の子には
恋は出来ないってことなんだよね…









あたしが他の男の子を好きになったら









早手どうなっちゃうんだろ…







独占欲激しいのも
これから付き合っていったら
疲れちゃうのかな…







そんな不安も出てきてしまい



早手の気持ちを素直に喜べない自分もいた






















































の頬が熱いのがわかる


あたし今…
どんだけ顔赤くなってんだろ