beautiful love ★ 俺様boyと天然girl








教室を出たらもう真っ暗だった




「ふああ…外暗い」




補習が5時半から始まり

そろそろ8時に来ようとしていた




「これからはもっと始める
時間を早めるらしいよ」




宗太が外を見ながら
そんな情報を伝えてきた






暗いの嫌いだな…


今日は本当早歩きで帰ろう…





「水乃!家まで送るよ!」




ドキっ…









来るだろうなとは思っていたが

やっぱり慎から言いだした







「俺も送ってやるよ?

家言ってくれたらついてくし」






「えっ!?いいよっ!


宗太は全然違う方角の家だからっ!


そっそれより慎!

何なら木南さん送ってあげてっ!?」






慎と一緒に帰るのだけは避けたいもん


夜だし暗いし帰り道だし…




「え?あたし大丈夫よ?


慎君は修原さん大好きなんだから

送ってあげてっ!」








木南さんのバカーっ!!!







「てか水乃、これから補習毎日
受けるんだろ?


俺が家までこれから
送り届けてやるから安心しなって!」








絶っ対ヤだよ…




今の慎と帰るくらいなら


暗い中走って帰る方が断然
マシなんですけど…






「まあ修原さんも

せっかく送ってくれるって言うんだから

お言葉に甘えちゃいなさいよっ!




あたしはママ呼んでるから大丈夫!!






てか、まだ結構みんな
教室で残ってるんだね~」






待ってっ!?送るとかいう前提で


話終わっちゃったの!?






「文化祭の出し物決まってるところは

準備もう始めてるんじゃねーの?」









「教室結構明かりついてんだなあ~」




渡り廊下を歩いて下駄箱に向かいながら


窓から見える教室が目に入り
話がそれてしまった