beautiful love ★ 俺様boyと天然girl











「…るせー。分かってるよ」





「さっき休み時間に
文化祭の話してたとき

水乃、慎の事ばっか気にしてたわよ」





…え?





「慎が好きなタイプの話

言ってた時、すっごく顔赤かったもの


もしかしたらあの子


キスされてから

慎に気持ち揺らいでんじゃないの?」




「はッ!?キス!?

慎が!?どういうことだよ!?」







こいつの話のせいで
蘇ってほしくないシーンが

蘇ってしまった。





花火大会の夜に起きた出来事











「…俺、一人で帰るから」












「えっ!?おいッ!

ちょっと待てよ!」





「いいのよ真澄、ほっときな

あれくらい言わなきゃ

早手は何も分からないんだから」








俺は真澄が止めているのも聞かず

教室を出てしまった







てか真澄は何の話か
理解できてなかったから

悪いことしたかな







優希は水乃から
色々話聞いたんだろう













…分かってるよ





優希の言いたいことはわかるよ






あいつはどうせ

水乃を幸せに出来ないなら
一緒にいるなって言いたかったんだろう









…マジムカつくんですけど






そんなこと位分かってるっての







でも


優希はあいつのこと想って

俺に怒ってるの知ってるから

俺も反抗できない








水乃を幸せに出来てないのは

確かだと思う





でも…他の男とキスしてんの見て




普通に接する事自体難しいんだよ












『キスされてから

慎に気持ち揺らいでんじゃないの?』









ドクン…














「痛ってぇ…」






なんなんだろ。この痛さ



まじあり得ないんだけど










しかもこんな時に限って
この胸のざわつきは何なんだよ・・