「その変わり、
達也兄も受験頑張れよ」
「は~?んなの分かってるよ。
でもな~たまには癒しが
欲しい時があるんだよな~
大学合格したら何かご褒美とか
あればもっと頑張れるんだけどな~」
「癒し?」
ユニホームに着替え、
テーピングをまこうとしたときに
そんな事を言い始めた
「受験期間中だけ
水乃譲ってくれないか~?」
「絶っ対嫌っす」
「即答かよ笑
お前ら上手くいってんだな」
上手くやってるって言えば
どうなんだろうって思うけど
「幼なじみの延長戦みたいな感じですよ」
「でもお互い愛しあってんだろ?」
「あっ…愛し!?」
「まだお子ちゃまのお前には
刺激が強すぎるか(笑)」
なんか…俺をバカにしてないか?
「達也兄、ひどいっす」
「はははっ、ごめんごめん
さっき部室来る道で
久々に水乃に会ったけど
さらに可愛さ増していたな」
達也兄はシューズをきつく
結び始めた
「いつも一緒にいるから
わかんないっす」
「夏休みの時に比べて
ちょっと痩せたのかな?
でも水乃がウエイトレスの店なら
俺絶対よろうと思うもんなー」
は…?
「何の話っすか?アイツバイトなんか
してないけど?」
ウエイトレスって接客とか
そーゆう事だよな?
「え、文化祭でお前らのクラス
喫茶店するんだろ?
水乃は喫茶店のウエイトレスだろ?」
……は?
「俺絶対お前らのクラスよるからなっ
じゃあ、練習行くか!」
大きな声を出して
達也兄は立ち上がった
は?アイツ
接客班なわけ?
意味わかんねー!てか…
あり得ねーんだけどっ!?
