「…ンッ…アンンッ……ンッ…」
やだっ…こんなのやだ…っ
早手っ…!!!
バキッ!!!
「…った!」
慎の唇がかすれてしまい
あたしはよろついてしまった
自分が倒れている瞬間
早手が慎の顔を足で思いきり蹴りあげた
「慎ッ…!!!」
「…ハァ…殺すぞ…テメェッ!!!
人の女に手出しやがってっ!!!」
「慎っ!ダメェっ!!!」
バキィッ
うそ…
あんなにいつも笑顔な慎が
早手を…殴った…
「…ざけてんのはテメーのほうじゃんか
……なにが人の女だよ…都合よすぎかよ…
さんざん水乃…ほったらかしにしやがって…
テメェのために水乃は
あの人混みの中走り回って
探してたんだぞ!!!!
水乃のこと大して好きじゃねーなら…
半端な気持ちなら……
彼氏っつー名前で下げてコイツに
近付くんじゃねー!!!!!」
トクン…
慎が怒鳴ってるの始めて…
…どうしてこんなことになったんだろ…
どうしよ…………
二人喧嘩しちゃったよ…………
